ル・コルビュジエとアイリーン追憶のヴィラ

CAST キャスト

  • アイリーン・グレイ

    アイリーン・グレイ

    オーラ・ブラディ

    1961年、アイルランドに生まれる。25歳でパリに移り、フィリップ・ゴーリエの演劇学校で演技を学び、さらにフランス語を習得。舞台で女優としてのキャリアをスタートし、アイルランドとイギリスを中心にステージに立つ。その後、アメリカにも活動の幅を広げる。「FRINGE/フリンジ」(10-12)、BBCのTVシリーズ「MISTRESS〈ミストレス〉」(09-10)、「刑事ヴァランダー 白夜の戦慄」(09)、「刑事ジョー パリ犯罪捜査班」(13)など多数のTVシリーズで親しまれ、映画では、『A Love Divided(原題)』(99)、『愛のエチュード』(00)で知られている。1999年のモンテカルロ映画&テレビ祭では、映画『A Love Divided(原題)』で最優秀主演女優賞を受賞。アイルランド・アカデミー賞では、「Sinbad」、「MISTRESS〈ミストレス〉」、「Proof」、「Servants」などで助演女優賞を5度受賞している。アイリーン・グレイ役オーディションの34人目の俳優であったブラディは、キャスティングの初期からマクガキアン監督のお気に入りだったという。

  • ル・コルビュジエ

    ル・コルビュジエ

    ヴァンサン・ペレーズ

    1964年、スイスに生まれる。18歳でパリに渡り、フランス国立高等演劇学校 (コンセルヴァトワール)で演技を学ぶ。舞台を経て、1986年に『夜の天使』で映画デビュー。カトリーヌ・ドヌーヴと共演した『インドシナ』(92)が大成功を収め、フランス語圏を代表する美男俳優として一躍有名になる。その後、『王妃マルゴ』(94)、自身初の主役を務めたアメリカ映画となった『THE CROW/ザ・クロウ』(96)、『愛する者よ、列車に乗れ』(98)、夭折の歌手アリーヤの遺作となった『クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイヤ』(02)、『花咲ける騎士道』(03)など数々の話題作に出演。ヨーロッパ映画からハリウッド大作まで様々なフィールドで活躍。その他、『デュカリオン』(04)、『ポンパドール夫人』(06)、「Law & Order: Paris(原題)」(07-08)といったテレビ映画やテレビシリーズにも多く出演している。2015年にはピープル誌で、世界で最も美しい男50人の一人に選ばれる。『愛と復讐の騎士』と『愛する者よ、列車に乗れ』でセザール賞の助演男優賞に、そして『シラノ・ド・ベルジュラック』では有望男優賞にノミネートされている。脚本家、監督としても輝かしいキャリアを重ねており、『天使の肌』(02)、『秘密 THE SECRET』(07)と監督作を発表。今年は、監督最新作の『ヒトラーへの285枚の葉書』(16)でプロモーションのため来日も果たしている。

  • ジャン・バドヴィッチ

    ジャン・バドヴィッチ

    フランチェスコ・シャンナ

    1982年、イタリア生まれ。2002年に映画デビュー。ジュゼッペ・トルナトーレ監督の『シチリア!シチリア!』(09)で主演を務める。同作は世界的に大ヒットし、2010年のアカデミー賞外国語映画賞部門のイタリア代表作品となり、さらにゴールデングローブ賞にもノミネートを果たした。その他の出演作に、映画では『ComeIl Vento(原題)』(13)、『Itaker-IetatoAgli Italiani(原題)』(12)、『TheEntrepreneur(原題)』(11)、『Angel of Evil(原題)』(10)などがある。TVシリーズでは、『La Luna eIlLago(原題)』(06)、『CORLEONEコルレオーネ』(07)、『ジョルダーニ家の人々』(10)などがある。

  • マルサ・ダミア

    マルサ・ダミア

    アラニス・モリセット

    1974年、カナダのオタワ生まれの、世界的な名声を誇るシンガーソングライター。アメリカの大人気TVシリーズ「セックス・アンド・ザ・シティ」(00)、「ラリーのミッドライフ★クライシス」(02)、「NIP/TUCK マイアミ整形外科医」(06)、「Weeds 〜ママの秘密」(09-10)、「Up All Night(原題)」(12)などに出演している。さらに、「The Vagina Monologues」(99)や「The Exonerated」(04)、「An Oak Tree」(12)といった舞台にも出演している。2006年、『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』でゴールデングローブ賞の主題歌賞にノミネートされた。これまでに、グラミー賞を7回、ジュノー賞(カナダのグラミー賞)を12回受賞し、グラミー賞のノミネートは12回に及ぶ。

  • フェルナン・レジェ

    フェルナン・レジェ

    ドミニク・ピノン

    1955年、フランスに生まれる。『アメリ』(01)、『デリカテッセン』(91)、『ロスト・チルドレン』(95)、『ミックマック』(09)、『天才スピヴェット』(13)などジャン=ピエール・ジュネ監督作品に出演。その他にも、『ディーバ』(81)、『聖なる酔っぱらいの伝説』(88)、『エイリアン4』(97)、TVシリーズ「アウトランダー」(16)と幅広い作品に出演している。

  • シャルロット・ペリアン

    シャルロット・ペリアン

    アドリアーナ・L・ランドール

    本作が女優としての長編デビュー作となる。リー・ストラスバーグ劇場研究所やニューヨーク・ファンデーション・フォー・アーツ、ロンドン・アカデミー・オブ・ミュージック・アンド・ドラマティック・アートで演技を学ぶ。プロデューサーとしても活動し、これまでに『TulipFever(原題)』(14)、『WISH I WAS HERE/僕らのいる場所』(14)、『あの日の声を探して』(14)、『トリプル9 裏切りのコード』などに関わっている。

STAFF スタッフ

  • 監督・脚本

    メアリー・マクガキアン

    1963年、北アイルランドに生まれる。ドナルド・サザーランドやラリー・マレン・Jr出演の『マン・オン・ザ・トレイン』(11)、キャシー・ベイツ、ガブリエル・バーン、ロバート・デ・ニーロ、ハーヴェイ・カイテル、ポーリッシュ兄弟、F・マーレイ・アブラハムら出演の『サン・ルイ・レイの橋』(04・未)といった名だたる俳優たちとのコラボレーションで知られる。多くの監督作が、アメリカのトライベッカやサンダンス、ヨーロッパのロカルノやヴェネツィア、そして彼女の母国のエディンバラ、ロンドン、ゴールウェイといった数々の世界的な映画祭に出品されている。2011年、彼女の唯一のコメディ作品『トラブル・イン・カンヌ』(10・未)は、オーハイ映画祭にて最優秀劇映画賞を獲得した。

  • 音楽

    ブライアン・バーン

    アイルランド生まれ。『アルバート氏の人生』(11)で制作したオリジナル楽曲でゴールデングローブ賞ノミネートを果たし、アイルランド・フィルム&テレビジョン最優秀音楽賞を受賞。これまでにケイティ・ペリー、ボノ、バーブラ・ストライサンド、リサ・スタンスフィールド、ヴァン・モリソン、アラニス・モリセットといった多くのアーティストとコラボレーションしている。代表作に『グッド・ドクター 禁断のカルテ』(10)、『セックス・アンド・ザ・シティ2』(10)、『ボーイ・ソプラノただひとつの歌声』(14)、『素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店』(15)などがある。「BBC Beautiful Night concert」の音楽監督やカーネギーホールでのロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の指揮も務め、クイーン・エリザベス号のファンファーレも手掛けている。

  • 撮影

    ステファン・フォン・ビョルン

    撮影監督、カメラ技師として90年代から数々のTVシリーズや大作映画、ドキュメンタリー映画、インディペンデント作品など幅広く活躍。撮影監督としての代表作には、マクガキアン監督と初めてのタッグを組んだ『マン・オン・ザ・トレイン』(11)、大ヒットしたTVシリーズ「JUSTIFIED 俺の正義」(14)などがある。

  • 美術

    エマニュエル・プッチ

    『トゥー・ブラザーズ』(04)、『スマーフ2 アイドル救出大作戦!』(13)など様々な作品にアート・ディレクター、プロダクション・デザイナーとして参加。建築家からプロダクション・デザイナーへと転身した彼女の驚異的なリサーチ力と観察力は、E.1027の復活プロジェクトに有意義な貢献を果たした。

  • 衣裳

    ピーター・オブライエン

    アイルランド生まれ。GIVENCYやChloéなど名だたるブランドでアシスタント・デザイナー及びデザイナーとして活躍。2001年からは、アイルランドの有名ブランドArnottsとA-wearにてデザインやデザインコンサルタントを手掛けている。その後、自身が担当したダブリンのゲート・シアターやアベイ座のデザインが高く評価された。アイリッシュ・タイムズ・シアター・アワードにおいて2012年と2013年の最優秀コスチュームデザイン賞を受賞している。

  • スチール写真

    ジュリアン・レノン

    1963年、ジョン・レノンと彼の最初の妻であるシンシアの長男として生まれる。1984年にミュージシャンとしてデビューし、それ以降コンスタントに作品を発表。近年は写真家としても精力的に活動をしており、ロンドンのリトル・ブラック・ギャラリーやニューヨークのモリソン・ホテル・ギャラリーなど世界中のギャラリーで写真展を行っている。