Twitter表示

宿命の先へアクセルを踏め!

映画『アウトサイダーズ』公式HP|2018.2.10(土)公開!

犯罪だけが男の生きる道だった。<血>に背いてハンドルを切る、その時まではーー

2018.2.10(土)よりシネマート新宿他にて。心、ヒリつくロードショー

INTRODUCTION

俺たちは罪を重ねることでしか生きられないのか?犯罪一家の生き様がぶつかり合う、魂のクライム・アクション!

州の犯罪の7割を犯していたというアウトロー・ファミリーの実話に基づく『アウトサイダーズ』。トレイラーハウスに暮らし、社会から隔絶された生活を送る、イギリスでは“トラヴェラーズ”と呼ばれる人々の姿をスリリングなアクションを交えて映している。家族を支配する父と、自由を求める息子――激しく衝突しあう二人の姿は、誰しもの胸を締めつける、普遍的な家族の物語を紡ぎ出した。

ファミリーの中でドライバーを務め、数々の犯罪を重ねてきた息子を演じるのは、『X-MEN』シリーズや『エイリアン:コヴェナント』のマイケル・ファスベンダー。ほぼ全てのカーアクションを自らこなし、卓越したドライブテクを炸裂させている。さらに、『アサシン クリード』でもファスベンダーの父を演じた名優ブレンダン・グリーソン、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』のショーン・ハリス、『ダンケルク』のバリー・コーガンら実力派俳優が集結した。音楽は、ケミカル・ブラザーズのトム・ローランズ。犯罪しか生きる道を知らない男に、そこから抜け出す方法はあるのか? 心ヒリつく犯罪一家の生き様を、魂で感じろ!

REVIEW

STORY

男が<血の宿命>に背く時、一家の歯車が狂い出す――

イングランド南西部の州、グロスタシャー。犯罪を生業に、トレイラーハウスで各地を放浪しながら代々暮らしてきたカトラー・ファミリー。一家の後継ぎであり、ドライバーとして数々の悪事に関わってきたチャドは、密かな計画を立てていた。自分のような人生を幼い二人の子供に歩ませないために、家業から足を洗い、ひとつの場所に落ち着いた安定した暮らしを始めようと――。しかし、そこには巨大な壁が立ちはだかる。絶対的な力で一族を支配する父・コルビーだ。

ある夜、チャドは父の命令で州総督の邸宅に強盗に入る。何とか無事に逃げ切るも、事件は国内史上最大級の強盗事件としてメディアで大きく報道され、日ごろから一家を目の敵にしていた警察は、逮捕に向けて動き出す。そうして、壊れ始めていた父と子の<絆>は決定的な危機を迎える――。

CAST

  • マイケル・ファスベンダー

    【チャド・カトラー】

    1977年、西ドイツ(現在のドイツ)のハイデルベルクに生まれ、2歳の時に家族でアイルランドに移住。2001年、TVシリーズ「バンド・オブ・ブラザーズ」で俳優デビューを飾り、『300<スリーハンドレッド>』のスパルタ役で映画初出演。2011年、性依存症の男を演じた『SHAME -シェイム-』でヴェネツィア国際映画祭男優賞を始め9つの映画賞で主演男優賞を受賞。続いて、『それでも夜は明ける』(13)でアカデミー助演男優賞に、『スティーブ・ジョブズ』(15)ではアカデミー主演男優賞にノミネートされ、世界中にその名を知らしめた。プライベートでは『光をくれた人』(16)で共演したアリシア・ヴィキャンデルと2017年10月に結婚。バイク好きとしても有名だったが、近年ではカーレースの趣味も極めており、フェラーリ・チャレンジにも出場。今後の出演作に、『The Snowman(原題)』(17)、『X-MEN: ダーク・フェニックス』(18)が控えている。

    主な出演作
    2007年 『300 <スリーハンドレッド>』
    2008年 『ハンガー』
    2009年 『フィッシュ・タンク』『イングロリアス・バスターズ』
    2011年 『ジェーン・エア』『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』『SHAME -シェイム-』
    2012年 『プロメテウス』
    2013年 『悪の法則』『それでも夜は明ける』
    2014年 『X-MEN:フューチャー&パスト』『FRANK -フランク-』
    2015年 『マクベス』『スティーブ・ジョブズ』
    2016年 『X-MEN:アポカリプス』『光をくれた人』『アサシン クリード』
    2017年 『エイリアン:コヴェナント』
    2018年 『X-MEN: ダーク・フェニックス』
  • ブレンダン・グリーソン

    【コルビー・カトラー】

    1955年、アイルランドのダブリンに生まれる。『ザ・フィールド』(90)で映画デビューをする前は、ダブリンで教師をしながら舞台俳優として、時には脚本・演出も手がけながら活動していた。2000年以降は次々と大作に出演し、『ハリー・ポッター』シリーズではマッドアイ・ムーディー役を務めた。『未来を花束にして』(15)で英国インディペンデント映画賞助演男優賞を受賞。4人の息子を持ち、そのうちドーナルとブライアンは俳優として活動している。マイケル・ファスベンダーの父親を演じるのは、『アサシン クリード』に続き2度目となる。

    主な出演作
    1990年 『ザ・フィールド』
    1992年 『ブレイブハート』
    2000年 『ミッション:インポッシブル2』
    2001年 『A.I.』
    2002年 『28日後…』『ギャング・オブ・ニューヨーク』
    2004年 『トロイ』
    2005年 『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』
    2007年 『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』
    2010年 『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』
    2011年 『ザ・ガード~西部の相棒~』
    2012年 『デンジャラス・ラン』
    2014年 『オール・ユー・ニード・イズ・キル』
    2015年 『ある神父の希望と絶望の7日間』『白鯨との闘い』『未来を花束にして』
    2016年 『ヒトラーへの285枚の葉書』『夜に生きる』『アサシン クリード』
    2017年 『パディントン2』『ロンドン、人生はじめます』
  • ショーン・ハリス

    【ゴードン・ベネット】

    1966年、ロンドン生まれ。ロンドン・ドラマセンターで演劇を学び、卒業後はイギリス国内で演劇、映画、テレビで数多くの仕事をこなしていた。2002年に『24アワー・パーティー・ピープル』でジョイ・ディヴィジョンのフロントマン、イアン・カーティスを演じ世界的な注目を集める。近年ではハリウッドにも活躍の幅を広げ、『ミッション:インポッシッブル/ローグ・ネイション』では、犯罪組織のボス、ソロモン・レーンを演じた。次回作にも同役で出演予定。

    主な出演作
    2002年 『24アワー・パーティー・ピープル』
    2004年 『0:34 レイジ34フン』
    2006年 『アサイラム/閉鎖病棟』『ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド』
    2007年 『必殺処刑人』
    2009年 『狼たちの処刑台』
    2012年 『プロメテウス』
    2014年 『ベルファスト71』『NY心霊捜査官』
    2015年 『マクベス』『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』
  • リンゼイ・マーシャル

    【ケリー・カトラー】

    1978年、マンチェスター生まれ。英国王立ウェールズ音楽大学で演劇を学び、舞台から女優としてのキャリアを開始した。多くの演劇賞に輝き、2000年以降はスクリーンにも活動の場を広げる。2002年、ニコール・キッドマン主演『めぐりあう時間たち』に出演。歴史ドラマシリーズ「ROME [ローマ]」(05~07)ではクレオパトラを演じた。

    主な出演作
    2002年 『めぐりあう時間たち』
    2004年 『チャンピオン 明日へのタイトルマッチ』
    2005年 「名探偵ポワロ ひらいたトランプ」「ROME [ローマ]」
    2010年 『ヒア アフター』
  • バリー・コーガン

    【ウィンドウズ】

    1992年、アイルランド・ダブリン生まれ。2011年に俳優デビュー。TVシリーズ「Love/Hate(原題)」(13)での演技が話題を呼び、その後は多数の映画に出演。今後も、カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞した『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』、ヒューゴ・ウィーヴィング、ジム・ブロードベントらと共演の『Black 47(原題)』、エヴァン・ピーターズらと共演の『American Animals(原題)』など数々の待機作が控える、若手俳優のNo.1ホープである。ボクシングの腕も定評がある。

    主な出演作
    2014年 『ベルファスト71』
    2015年 『トレーダーズ』
    2017年 『ダンケルク』
    2018年 『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』
  • ロリー・キニア

    【ロヴァッジ巡査】

    1978年、ロンドン生まれ。オックスフォード大学卒業後、ロンドン・アカデミー・オブ・ミュージック・アンド・ドラマティック・アートで演劇を学ぶ。 ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーとロイヤル・ナショナル・シアターに所属。ダニエル・クレイグ主演の『007』シリーズのビル・タナー役などで知られる。

    主な出演作
    2008年 『007 慰めの報酬』
    2012年 『エドウィン・ドルードの謎』『007 スカイフォール』『ブロークン』
    2014年 『カムバック!』『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』
    2015年 『マン・アップ! 60億分の1のサイテーな恋のはじまり』『007 スペクター』

STAFF

監督:アダム・スミス
イギリスに生まれ、10代の頃から映像制作を行い、音楽業界を中心に活動する。ケミカル・ブラザーズのデビュー当時から彼らのヴィジュアル・クリエイターを務めており、「3番目のケミカル・ブラザー」と呼ばれることもあるという。「Born in The Echoes」ツアー(15~16)で、その演出がガーディアンを始めメディアに絶賛され、監督した「ガルバナイズ」のミュージックビデオはレスフェスト映画祭2005でミュージックビデオ部門の審査員特別賞を受賞した。2011年にはケミカル・ブラザーズのフジロックでのパフォーマンスを映画化した『ケミカル・ブラザーズ:Don't Think』を監督し、2013年のミュージック・ヴィデオ・アワードで最優秀ライブ映画賞に輝く。2007年には、ニコラス・ホルトやデヴ・パテルの出世作となったTVシリーズ「スキンズ」を監督。さらに、2010年にはイギリスの国民的TVシリーズである「ドクター・フー」の新シリーズ初回の監督を務めた。チャンネル4でドキュメンタリー制作も行っており、映像作家としての活動は多岐に渡る。本作が長編映画としては初監督作品となる。
脚本・製作:アラステア・シドンズ
脚本家、監督、プロデューサーとして、様々な映像作品に携わる。『Turn It Loose(原題)』と『Inside Out:The People's Art Project(原題)』という2つのドキュメンタリーをこれまでに監督しており、どちらも2015年にHBOで放送された。脚本家としての最新作にアリシア・ヴィキャンデルが主演を務める『トゥームレイダー ファースト・ミッション』がある。
音楽:トム・ローランズ
ダンス・ミュージック界を代表し、世界中で人気を誇るデュオ、ケミカル・ブラザーズの1人。1995年にデビューアルバム「Exit Planet Dust」を発表し、これまでに7枚のアルバムを世に送り出している。4度グラミー賞を受賞しており、他にも各国で錚々たる音楽賞を受賞している。2010年にケミカル・ブラザーズとしてダーレン・アロノフスキー監督作『ブラック・スワン』に楽曲を提供し、翌年にジョー・ライト監督作『ハンナ』のサウンドトラックを担当しているが、映画音楽を手がけるのは本作が初めてである。
製作:アンドレア・カルダーウッド
プロデューサーとして90年代からキャリアをスタートさせる。代表作に、フォレスト・ウィテカーがアカデミー主演男優賞を受賞した『ラスト・キング・オブ・スコットランド』(06)、フィリップ・シーモア・ホフマン主演作『誰よりも狙われた男』(14)など。待機作に、『ルーム』のレニー・アブラハムソンの監督作『The Little Stranger(原題)』(18)などがある。
編集:ジェイク・ロバーツ
2000年代からイギリス国内でTVシリーズ、映画の編集に携わり、近年はハリウッドにも進出。『最後の追跡』(16)で第89回アカデミー賞の編集賞にノミネートを果たした。その他にも、『名もなき塀の中の王』(13)、『ブルックリン』(15)、『ヒットマンズ・ボディガード』(17)など多岐に渡る話題作を手がけている。
撮影:エドゥアルド・グラウ
バルセロナに生まれ、スペインとイギリスで撮影を学ぶ。その映像美で大きな評判を呼んだ『シングルマン』(09)で長編映画の撮影監督デビューを飾り、以降も『フランス組曲』(14)、『ザ・ギフト』(15)、『未来を花束にして』(15)など幅広いジャンルの映画で撮影を担当。ジョエル・エドガートン監督作『Boy Erased(原題)』(18)、シャーリーズ・セロン主演作『Gringo(原題)』(18)などの待機作がある。
美術:ニック・パーマー
TVドラマからキャリアを始め、映画にフィールドを移す。2002年、『めぐりあう時間たち』の美術チームに参加し、美術監督組合賞にノミネートされた。同チームで『イースタン・プロミス』(07)、『ウディ・アレンの夢と犯罪』(07)を手がけ、その後、ジュード・ロウ主演の『ブラック・シー』でプロダクション・デザイナーを務めた。待機作にドウェイン・ジョンソン主演の『Fighting with My Family(原題)』(18)がある。
衣装:スザンヌ・ケイヴ
1993年にダブリンの名門服飾専門学校を卒業後、アイルランドとイギリスでTVドラマ、映画の衣装を手がける。代表作にはベン・ウィショー主演のTVシリーズ「THE HOUR 裏切りのニュース」(11~12)や『僕と世界の方程式』(14)、「ロンドン・スパイ」(15)、パディ・コンシダイン監督・脚本・主演作『Journeyman(原題)』(17)などがある。

TRAILER