劇場公開作|TRANSFORMER

2014年5月10日公開

誰にも言えない、家族のしきたり。それは、おぞましくも哀しい宿命――。

ホルヘ・ミッチェル・グラウ監督の傑作『Somos lo que hay』(10)のオリジナルリメイク。舞台をアメリカに変え、イノセントな映像美と静かなる狂気を醸し出しながら紡がれていく。2013年のカンヌ映画祭監督週間、サンダンス映画祭など数々の映画祭に出品された。
監督は『ステイク・ランド 戦いの旅路』(10)でトロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門で最高賞の観客賞を受賞した若き天才、ジム・ミックル。物語の要となる二人の美しい姉妹のうち、姉のアイリスを演じるのはハリウッド若手ナンバー1の演技力を誇り、『ザ・マスター』(13)、『L.A.ギャングストーリー』(13)などハリウッド大作にも引っ張りだこのアンビル・チルダーズ。妹のローズを『マーサ、あるいはマーシー・メイ』(13)で長編デビューし、ハリウッド・レポーター誌やバラエティ誌がこぞって注目する美少女、ジュリア・ガーナーが演じている。

STORY|ストーリー
ニューヨーク州の小さな町で暮らすパーカー一家は、思慮深く、善良な人々として知られていた。厳格な父親・フランクの元、家族は静かに暮らしていたが、ある日、母親のエマが不慮の事故により亡くなってしまう。悲しみに暮れる中、美しい姉妹・アイリスとローズは、母親の代わりに一家を支えなくてはならなくなった。彼女たちに与えられた役割は幼い弟のロリーの面倒を見ることと、先祖代々一家に伝わる恐ろしい儀式を引き継ぐことだった……。
折しも町を襲った嵐のせいで、木々はなぎ倒され、川は氾濫する。激しい雨に洗われた大地では、地元の医師・バロウは奇妙な骨片を発見する。それは、パーカー家が抱えるおぞましい秘密へと続く手掛かりだった……。
CAST&STAFF|キャスト&スタッフ
監督・脚本ジム・ミックル
脚本ニック・ダミチ
出演ビル・セイジ/アンビル・チルダーズ/ジュリア・ガーナー/ジャック・ゴア/ケリー・マクギリス
INFORMATION|作品情報
2013年 / アメリカ / 英語 / カラー / DCP / 105分 / 原題:We Are What We Are / 日本語字幕:岩辺いずみ
©2013 We Are What We Are, LLC.

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