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INTRODUCTION
取り返しのつかない転落と倒錯         
唯一無二のクローネンバーグワールドへようこそ!
デヴィッド・クローネンバーグを父に持ち、自身も『アンチヴァイラル』『ポゼッサー』など独特の世界観に溢れた秀作を送り出し、カルト的な人気を誇る鬼才ブランドン・クローネンバーグ監督の長編第3作にして、最大の話題作がついに日本上陸!
裕福な若い夫婦が訪れた美しいリゾート地“リ・トルカ島”。その国では、観光客はどんな犯罪を起こしても大金を払えば自分のクローンを作ることができ、そのクローンを身代わりとして死刑に処すことで罪を免れることができるという身の毛もよだつ残酷なルールが存在していた……。
『パラサイト 半地下の家族』の配給会社NEONが製作を手掛けた本作は、クールなルックスで大人気のスカルスガルド兄弟の長男アレクサンダー・スカルスガルド(『ターザン:REBORN』「ビッグ・リトル・ライズ」)とタイ・ウェスト監督作『Pearlパール』で大ブレイクを果たしたミア・ゴスが初共演し、全米スマッシュヒットを記録。
本国ではスランプに陥り徐々に堕落していく作家ジェームズを演じたスカルスガルドの体当たりの熱演と、そんな彼を奇妙で恐ろしい世界に誘う女、ガビ役のミア・ゴスによる怪演が大いに話題になった。また、『タクシー運転手 ~約束は海を越えて~』のトーマス・クレッチマン、『月影の下で』のクレオパトラ・コールマン、『イヴ・サンローラン』のジャリル・レスペールなど、著名な俳優たちが脇を固めている。
STORY
高級リゾート地として知られる孤島を訪れたスランプ中の作家ジェームズは、
裕福な資産家の娘である妻のエムとともに、
ここでバカンスを楽しみながら新たな作品のインスピレーションを得ようと考えていた。
ある日、彼の小説の大ファンだという女性ガビに話しかけられたジェームズは、
彼女とその夫に誘われ一緒に食事をすることに。
意気投合した彼らは、観光客は行かないようにと警告されていた敷地外へとドライブに出かける。
それが悪夢の始まりになるとは知らずに……。
CAST
アレクサンダー・スカルスガルド
as ジェームズ・フォスター
1976年8月25日生まれ、スウェーデン・ストックホルム出身。父親は名優ステラン・スカルスガルド。ビル・スカルスガルドら弟も俳優として活躍するスウェーデンを代表する俳優一家の長男である。7歳から子役として活躍し、一時は学業に専念するも23歳の時また俳優としての活動を再開した。HBOドラマ「トゥルー・ブラッド」(08-14)での演技が評価されスクリーム・アワードの最優秀悪役賞を2010年から2年連続で受賞。父のステランと共演したラース・フォン・トリアー監督作『メランコリア』ではハンプトン国際映画祭でBreakthrough Performer賞を受賞。2017年にはメリル・ストリープやニコール・キッドマンと共演したドラマ「ビッグ・リトル・ライズ」でエミー賞とゴールデン・グローブ賞の両方で助演男優賞を受賞した。ロバート・エガース監督作『ノースマン 導かれし復讐者』(22)や全米で絶大な人気を誇るHBOドラマ「メディア王 〜華麗なる一族〜」(18-23)など話題作への出演が絶えないハリウッドで注目を集める俳優のひとり。
ミア・ゴス
as ガビ・バウアー
1993年10月25日生まれ、イギリス・ロンドン出身。ラース・フォン・トリアー監督作『ニンフォマニアック Vol.2』(13)で長編映画デビュー。2015年に主演した『The Survivalist(原題)』で英国インディペンデント映画賞の有望新人賞を受賞。A24製作のタイ・ウェスト監督作『X エックス』(22)に出演し、その前日譚を描いた3部作の2作目である『Pearl パール』からは脚本と製作総指揮も務めている。『Pearl パール』ではホラー映画初のオスカー候補と噂されたほどの怪演を披露、新ホラーアイコンとの呼び声も高い。シリーズ3作目となる『MaXXXine(原題)』や、オスカー・アイザックやアンドリュー・ガーフィールドと共演予定のギレルモ・デル・トロ監督作『Frankenstein(原題)』、マーベルスタジオで製作されるリブート版『Blade(原題)』など注目の待機作が控えている。これまでの出演作に『マロ―ボーン家の掟』(17)、ルカ・グァダニーノ監督作『サスペリア』(18)、『ハイ・ライフ』(18)、『EMMA エマ』(20)などがある。
クレオパトラ・コールマン
as エム・フォスター
1987年10月29日生まれ、オーストラリアのバイロン・ベイ出身。15歳で俳優としてのキャリアをスタートさせ、2004年にはドラマ「Silversun(原題)」のメインキャストに抜擢された。「Blue Heelers(原題)」(94-06)やマーゴット・ロビーも出演していた長寿ドラマ「ネイバーズ」(85-)など多くのオーストラリアのドラマに出演した経歴を持つ。これまでの出演作に『ステップ・アップ4:レボリューション』(12)、エリザベス・オルセン主演のFaceBook配信ドラマ「Sorry for Your Loss(原題)」(18-19)、『月影の下で』(19)、『Cobweb(原題)』(23)、チャーリー・ハナムやアンソニー・ホプキンスが出演するザック・スナイダー監督のSF超大作『REBEL MOON — パート1: 炎の子』(23)などがある。
ジャリル・レスペール
as アルバン・バウアー
1976年5月11日生まれ、フランス・パリ出身。主演のピエール・二ネがセザール賞で最優秀男優賞を受賞した『イヴ・サンローラン』(14)や、自身が主演も務めた『消えたアイリス』(16)など映画監督としても活躍。『ファルコン・レイク』(23)ではプロデューサーを務めた。俳優としては1999年に主演した『ヒューマン・リソース』でセザール賞の有望新人賞を受賞した。その他にも『発禁本 SADE』(00)や『巴里の恋愛協奏曲』(03)など数々の作品に出演している。これまでの出演作に『ブルゴーニュで会いましょう』(15)、『Orpheline(原題)』(16)、『シークレット・エスケープ パリへの逃避行』(17)などがある。
トーマス・クレッチマン
as スレッシュ
1962年9月8日、東ドイツ生まれ。西ドイツへの亡命を経験し、演技の道へ。テレビ映画『Der Mitwisser』(91)のマックス・オフュルス役で新人男優賞を受賞。『スターリングラード』(93)にフォン・ヴィッツラント少尉役で出演。2002年にはアカデミー賞受賞作『戦場のピアニスト』でドイツ将校役を演じ高い評価を得た。2017年には韓国映画『タクシー運転手 約束は海を越えて』にてソン・ガンホと共演。他の出演作に『ヒトラー 〜最期の12日間〜』(04)、『キング・コング』(05)、『ウォンテッド』(08)、『ワルキューレ』(08)、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(23)などがある。
STAFF
監督・脚本
ブランドン・クローネンバーグ
1980年1月10日生まれ。カナダ・トロント出身。カナダを代表する鬼才デヴィッド・クローネンバーグを父親に持ち、ライアソン大学で映画を学んだ。2008年のトロント国際映画祭学生映画部門でプレミア上映され、HSBCフィルムメーカー賞最優秀脚本賞を受賞した短編映画『Broken Tulips(原題)』や『The Camera and Christopher Merk(原題)』(10)のほか数々のミュージック・ビデオを手掛けた後、2012年にケイレブ・ランドリー・ジョーンズ主演のSFスリラー映画『アンチヴァイラル』で長編映画監督デビュー。第65回カンヌ国際映画祭のある視点部門に出品され大きな話題を呼んだ。8年ぶりの長編映画となる2020年公開作『ポゼッサー』はサンダンス映画祭でプレミア上映され、第33回東京国際映画祭でも上映が行われるなど数々の映画祭で絶賛された。