- ナタリー・エリカ・ジェームズ(監督・脚本)
- NATALIE ERIKA JAMES – Director and Co-Writer
オーストラリア、メルボルンに拠点を活動する日系オーストラリア人の監督・脚本家。本作が長編デビュー作となる。
2015年、中国で撮影した『Under the Sun(原題)』がカンヌ国際映画祭シネフォンダシオン部門でプレミア上映され、その後も60以上の国際映画祭で上映。2016年、短編『Creswick(原題)』がメルボルン国際映画祭にてプレミア上映され、その後ニューヨーク映画祭やファンタスティック・フェストをはじめ、60以上のスクリーンで上映された。同作は、オーストラリア脚本家協会から2017年AWGIE賞の最優秀短編脚本賞に選出されている。
2017年初め、ヴィクトリア州政府が主催するフィルム・ヴィクトリアの支援で今後の期待が活躍される若手監督に選出され、リー・ワネル監督のSFスリラー『アップグレード』の撮影に参加。2018年には、高い競争率を勝ち抜き、スクリーン・オーストラリアの助成を受けて制作した短編ホラー『Drum Wave(原題)』は、シドニー映画祭のオーストラリア優秀短編賞にノミネートされ、ファンタスティック・フェストにて国際的なプレミア上映を果たした。
また、アメリカの大手タレント・エージェンシーWMEと契約。ミュージックビデオやコマーシャルの監督もしている。2015年にはトリプルJアワードにて、メルボルンを拠点とするエレクトロニカ・アーティストLife is Better Blondeによる楽曲「Mine」のミュージックビデオがオーストラリア・ミュージックビデオ・オブ・ザ・イヤーを受賞した。