劇場公開作|TRANSFORMER

あがた森魚 ややデラックス

2009年10月10日公開

笑って泣いて旅して歌う
あがた森魚式、全国縦断ウルトラ暴走ドキュメンタリー

本作では、全国横断ツアーのスタートから、鈴木慶一はじめ、デビュー当時あがたを支えたバンド「はちみつぱい」のメンバーや、矢野顕子、緑魔子らが参加した、東京でのファイナルイベント「あがた森魚とZipang Boyz號の一夜」までの半年に完全密着。この途方もない旅の記録をまとめ上げたのは、若松孝二監督『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』のメイキング、河瀨直美監督作品などで頭角を現し、長編デビュー作『半身反義』で国際的評価を集めた新鋭女性監督・竹藤佳世。さらに、日本を代表するドキュメンタリー監督・森達也(『A』『A2』)が監修を手掛け、ハチャメチャにブッ飛んで、ハッとするほど心揺さぶる天才ソングライターの(やや)デラックスな核心に迫る。あがた森魚って、何モノ?!

STORY|ストーリー
「邪魔すんなよ!おれの旅だよ、これは。」
24時間全力疾走、行きあたりばったり日本全国67カ所ツアーの軌跡。
           
2008年8月、北海道・釧路。まもなく還暦を迎えるシンガー・ソングライター、あがた森魚の、またしても無謀なチャレンジが始まった。日本最北の地から、南は沖縄・石垣島まで全国67カ所を、たった1台のキャンピングカーでめぐる、さすらいのライブツアー。
留萌、小樽、青森、函館、横浜…様々な土地を漂流するように生きてきたその人生をなぞるように、車は波瀾万丈の旅路をゆく。
行く先々、畳の上、テーブルの上、あがた立つところがいきなりステージと化す。熱く語り、はしゃぎ踊り、酔いつぶれ、怒鳴り、ちょっとだけ泣いた。奔放すぎる生きザマと、心に染み入るメロディ。音楽からもはみ出してゆく、剥き出しのあがた森魚が見えてくる。
CAST&STAFF|キャスト&スタッフ
監修森達也
撮影・編集・監督竹藤佳世
プロデューサー石毛栄典
企画成浩一/倉科杏(Dargelos Pop La)
撮影佐伯慎亮/石垣直哉ほか
整音有元賢二
奈良美智
製作トランスフォーマー
出演あがた森魚/鈴木慶一/矢野顕子/久保田麻琴/緑魔子
INFORMATION|作品情報
2009年/ カラー / 90分 / デジタル上映 / アメリカン・ビスタ / ステレオ
(c)Transformer,Inc.

GENRE

RELEASE MONTH