劇場公開作|TRANSFORMER

容疑者、ホアキン・フェニックス

2012年4月28日公開

ハリウッドのトップスターが数億円の私財を投げ打ち、2年間仕事を放棄してまで作りたかった史上最大のお騒がせ映画

2008年末。故・リヴァー・フェニックスの実弟であり、『グラディエーター』『ウォーク・ザ・ライン』で二度もオスカー候補に選ばれた世界的スター、ホアキン・フェニックスが、突然の【俳優引退とラッパー転向】を宣言、突如として表舞台から姿を消した。そのニュースは瞬く間に世界中を駆け巡り、ファンたちは悲しみの涙にくれた。その後のホアキンは、見る影もなく激太りし、長い髭は生やし放題、明らかに挙動不審で、会話すらままならない。「彼は精神的に疲弊し、薬物に溺れてしまったのだ…」人々はそう噂し、心から彼を心配していた。だがそれから2年後、実は引退も苦悩も大ウソで、すべては彼の悪趣味なジョークだったことが発覚。実際に2年間の仕事をキャンセルし、巨額の自費を注ぎこんで作り上げた、この一世一代の大イタズラにアメリカ中はすっかりダマされ大激怒、ホアキンは一瞬にして全国民を敵に回してしまったのだった。監督は、ベン・アフレックの実弟であり、『ジェシー・ジェームズの暗殺』でアカデミー賞ノミネート経験をもつ人気俳優ケイシー・アフレック。義兄でもあるホアキンに密着し、衝撃的な監督デビューを果たした。また本作では、ブルース・ウィリスやジャック・ニコルソン、ベン・スティラーといったセレブ達が次々とダマされていく様子も克明に記録。さらに「ラッパーになりたい」という彼の熱意に応えてプロデュースを引き受けた超大物プロデューサー、ディディの哀れな姿も映し出されている。

CAST&STAFF|キャスト&スタッフ
監督ケイシー・アフレック
製作ケイシー・アフレック / ホアキン・フェニックス
撮影ケイシー・アフレック / マグダレーナ・ゴルカ
編集ケイシー・アフレック / ドディ・ドーン
出演ホアキン・フェニックス / アントニー・ラングドン / ケイリー・ペルロフ / ラリー・マクヘイル / ケイシー・アフレック / ジャック・ニコルソン / ブルース・ウィリス / ダニー・デヴィート / ベン・スティラー / ショーン・コムズ(ディディ)/ ジェイミー・フォックス / ビリー・クリスタル / ダニー・グローヴァー
INFORMATION|作品情報
2010年/アメリカ/英語/カラー/ 108分/35mm/ビスタサイズ/ステレオ
原題:I'M STILL HERE 日本語字幕:ブレインウッズ
(c) 2010 Flemmy Productions, LLC

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