劇場公開作|TRANSFORMER

アルバート氏の人生

2013年1月18日公開

構想30年!大女優グレン・クローズの夢、女優人生をかけて完成させた感動のドラマ。
米アカデミー賞主演女優賞ほか3部門ノミネート!世界中の映画祭で喝采を浴びた極上の1本。

大女優グレン・クローズが、オフ・ブロードウェイで舞台版「アルバート・ノッブス」(シモーネ・ベンムッサ作・演出)の主役アルバート・ノッブスを演じたのは1982年のこと。その演技でオビー賞を獲得した彼女は以来、「死ぬ前にこの役を大スクリーンで演じなければならない」という覚悟を抱き、この映画化実現こそが彼女の“ライフワーク”となって、プロデューサー、共同脚本家、主演女優として、実に30年以上にわたって夢の実現のために邁進してきた。彼女が監督を依頼したのは、自らも『彼女を見ればわかること』『美しい人』といった傑作でタッグを組み、「真に女性の気持ちを理解し、愛する監督」と敬愛する名匠ロドリゴ・ガルシア。グレンの熱意と脚本の素晴らしさに惚れ込んだガルシア監督は、その依頼を快諾し、完璧なまでの美しさで映像化することに成功した。完成した作品は世界中で高い評価を集め、2012年のアカデミー賞では主演女優賞、助演女優賞、メイクアップ賞の3部門にノミネートを果たすなど、絶賛を浴びている。

STORY|ストーリー
本当の自分は、タキシードの下に隠して生きてきた…。

19世紀アイルランド。モリソンズホテルでウェイターとして働くアルバートには、誰にも言えない重大な秘密があった。それは、“彼”が14歳の時からずっと、貧しく孤独な生活から逃れるため、男性になりすまして生きてきた“女性”であるという事実だった…。誰にも真実を打ち明けることなく、40年以上もたった独りで生きてきたアルバートだったが、ある日、ホテルにやってきたハンサムなペンキ屋ヒューバートに出会ったことで、固く閉ざされていた心の扉が開き出す…。
CAST&STAFF|キャスト&スタッフ
製作グレン・クローズ/ボニー・カーティス『マイノリティ・リポート』 ジュリー・リン『愛する人』/アラン・モロニー『プルートで朝食を』
監督ロドリゴ・ガルシア『彼女を見ればわかること』『美しい人』
原作ジョージ・ムーア
脚本ガブリエラ・プレコップ/ジョン・バンヴィル/グレン・クローズ
撮影マイケル・マクドノー『ウィンターズ・ボーン』
出演グレン・クローズ『危険な情事』/ジャネット・マクティア『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』/ミア・ワシコウスカ『アリス・イン・ワンダーランド』/アーロン・ジョンソン『キック・アス』/ジョナサン・リス・マイヤーズ他
INFORMATION|作品情報
2011年 / アイルランド/113分 /シネスコ/カラー/DCP/5.1ch/日本語字幕:松浦美奈/原題:Albert Nobbs/後援:アイルランド大使館/PG-12
© Morrison Films

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