劇場公開作|TRANSFORMER

ドミノ

復讐の咆哮

2020年2月14日(金)公開

巨匠ブライアン・デ・パルマ監督が8年ぶりに放つ、予測不能のノンストップ・サスペンス!

『ミッション:インポッシブル』(96)、『スカーフェイス』(83)、『アンタッチャブル』(87)など数々の屈指の名作を手掛けた伝説的映画監督、ブライアン・デ・パルマが、久しぶりスクリーンに戻って来た。日本での劇場公開作品として『パッション』(12)以来、約8年振りとなる本作で彼が作り上げたのは、ISISメンバーのタルジに相棒刑事を殺され、正義を追い求めるコペンハーゲンの警官・クリスチャン(ニコライ・コスター=ワルドー)が、ヨーロッパを舞台に事件解決のため猛然と突き進む、予測不能のサスペンス・アクションである。
 恐怖と疑心に悩まされる世界で、クリスチャンは、同僚警官のアレックス(カリス・ファン・ハウテン)と共にタルジ(エリック・エブアニー)を追い詰めるミッションに乗り出すが、ISISメンバーを罠に嵌めるための人質としてタルジを利用しようとする悪徳CIAエージェント・ジョー(ガイ・ピアース)の計画に、知らず知らずのうちに巻き込まれていく。ひとつの殺人から始まった事件が、デンマーク警察、米国CIA、そしてISISたちの思惑が絡み、三つ巴の様相をみせ、やがて国際テロ事件へと変貌していく。それはクリスチャンとアレックスにとって復讐を果たすためだけの戦いでなく、多くの命を守るための戦いとなっていくー。スカンジナビアの凍るようなデンマークの街から、太陽の降り注ぐスペインの風景までを舞台に、キャリア集大成とも言える本作でデ・パルマ監督は、対立するあらゆる勢力の壮大な戦いを見事に描き、クライマックスの瞬間まで、観る者に息をもつかせない!
 主人公の刑事クリスチャン役を演じたのは近未来アクション『オブリビオン』や、TVドラマシリーズで、世界中で大ヒットしたアクション・スペクタクル巨編「ゲーム・オブ・スローンズ」のジェイミー役で人気を博したニコライ・コスター=ワルドー。また同じく「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズで光の王の女司祭のメリサンドル役を演じたカリス・ファン・ハウテンが、主人公と共にテロ組織を追う相棒刑事アレックス役を演じ、謎のCIAの男・ジョーを『ハート・ロッカー』や『英国王のスピーチ』など文芸作品からエンターテイメント作品まで着実に国内外でキャリアを築いているガイ・ピアースが演じている。

STORY|ストーリー
デンマーク・コペンハーゲンで起こった殺人事件。
やがてそれは、警察、CIA、ISISが複雑に絡む
巨大な国際テロへと変貌していく―

デンマーク・コペンハーゲンの刑事クリスチャン(ニコライ・コスター=ワルドー)とラース(ソーレン・マリン)は、市内パトロール中にある殺人事件に遭遇。クリスチャンは、殺人犯タルジ(エリック・エブアニー)を取り押さたが、隙を衝かれた際に同僚ラースが重傷を負う。さらには謎の男たちにタルジを連れ去られてしまう。拳銃の不携帯というミスでラースを危険に晒したクリスチャンだったが、自身への失望と怒りから、上司からの謹慎処分を無視、同僚の女刑事アレックス(カリス・ファン・ハウテン)と共に元特殊部隊員の過去を持つタルジを追う。その頃、米国CIAの男・ジョー(ガイ・ピアース)らに拉致されたタルジは、家族の命と引き換えに、ある危険なミッションを命じられていた―。
CAST&STAFF|キャスト&スタッフ
監督ブライアン・デ・パルマ
製作タラ・モーロス『ジョン・ウィック』
脚本ベッター・スカヴラン『コン・ティキ』
撮影ホセ・ルイス・アルカイネ『私が、いきる肌』
音楽ピノ・ドナッジオ『殺しのドレス』
出演ニコライ・コスター=ワルドー、カリス・ファン・ハウテン、ガイ・ピアース、ソーレン・マリン
INFORMATION|作品情報
2019年 / デンマーク・フランス・イタリア・ベルギー・オランダ合作 / 英語 / 89分 / カラー / ビスタ / 5.1ch / 原題:domino / 日本語字幕:ブレインウッズ / 後援:デンマーク大使館 (c) 2019 Schonne Film IVS

GENRE

RELEASE MONTH