ジェームス・ディーンの伝記映画『Dean/ディーン』（01）の主演でゴールデングローブ賞ミニシリーズ／ テレビ映画部門主演男優賞など多数の賞を受賞し、大きな注目を浴びる。ダニー・ボイル監督作『127時間』（10）も高く評価され、インディペンデント・スピリット賞最優秀男優賞を受賞したほか、アカデミー賞®、ゴールデングローブ賞、全米映画俳優組合賞にもノミネートされる。ガス・ヴァン・サント監督作『ミルク』（08）ではショーン・ペンと共演し、インディペンデント・スピリット賞最優秀助演男優賞を受賞。デヴィッド・ゴードン・グリーン監督によるコメディー『スモーキング・ハイ』（08）ではセス・ローゲンと共演し、ゴールデングローブ賞にノミネートされる。また、サム・ライミ監督による『スパイダーマン』三部作（02、04、07）のハリー・オズボーンとしても広く知られている。ハーモニー・コリン監督作『スプリング・ブレイカーズ』（13）ではドラッグディーラー役を怪演し、俳優としての幅の広さを見せつけた。プロデューサー、監督としても数々の作品を手掛け、また作家としても活躍している。
[ 主な出演作品 ]
2015 『誰のせいでもない』 監督：ヴィム・ヴェンダース
『Queen of the Desert（原題）』 監督：ヴェルナー・ヘルツォーク
『I Am Michael（原題）』 監督：ジャスティン・ケリー
2014 『サード・パーソン』 監督：ポール・ハギス
『パロアルト・ストーリー』 監督：ギア・コッポラ
2013 『バトルフロント』 監督：ゲイリー・フレダー
『スプリング・ブレイカーズ』 監督：ハーモニー・コリン
2012 『オズ はじまりの戦い』 監督：サム・ライミ
2011 『猿の惑星：創世記（ジェネシス）』 監督：ルパート・ワイアット
2010 『食べて、祈って、恋をして』 監督：ライア・マーフィー
『127時間』 監督：ダニー・ボイル
2008 『ミルク』 監督：ガス・ヴァン・サント
『スモーキング・ハイ』〈未〉 監督：デヴィッド・ゴードン・グリーン
2007 『告発のとき』 監督：ポール・ハギス
『スパイダーマン３』 監督：サム・ライミ
2005 『ジェームズ・フランコ VS エイプ』〈未〉 監督：ジェームズ・フランコ
2004 『スパイダーマン２』 監督：サム・ライミ
2002 『スパイダーマン』 監督：サム・ライミ
2001 『Dean / ディーン』〈TVM〉 監督：マーク・ライデル
1971年、フランスのシンガーソングライターであるセルジュ・ゲンズブールと、イギリスの女優であるジェーン・バーキンの娘として生まれる。15歳のとき、クロード・ミレール監督作『なまいきシャルロット』（85）でセザール賞の有望若手女優賞を受賞。フランソワ・トリュフォーの脚本を基にミレールが監督した『小さな泥棒』（88）で世界的に活躍する女優となる。2009年、ラース・フォン・トリアー監督作『アンチクライスト』でカンヌ国際映画祭の女優賞を獲得した。俳優で監督であるイヴァン・アタルの監督のもと3つの映画を作り、彼との間には3人の子どもがいる。女優以外の活動として、4枚のヒット・アルバムを制作し、ルイ・ヴィトンに自らデザインを提供し、アンバサダーも務めている。
[ 主な出演作品 ]
2015 『誰のせいでもない』 監督：ヴィム・ヴェンダース
2014 『サンバ』 監督：オリヴィエ・ナカシュ、エリック・トレダノ
2013 『ニンフォマニアック Vol.2』 監督：ラース・フォン・トリアー
『ニンフォマニアック Vol.1』 監督：ラース・フォン・トリアー
2011 『メランコリア』 監督：ラース・フォン・トリアー
2010 『パパの木』 監督：ジュリー・ベルトゥチェリ
2009 『アンチクライスト』 監督：ラース・フォン・トリアー
『最終目的地』 監督：ジェームズ・アイヴォリー
2007 『アイム・ノット・ゼア』 監督：トッド・ヘインズ
2006 『恋愛睡眠のすすめ』 監督：ミシェル・ゴンドリー
2005 『レミング』 監督：ドミニク・モル
2004 『フレンチなしあわせのみつけ方』 監督：イヴァン・アタル
2003 『21グラム』 監督：アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
2001 『ぼくの妻はシャルロット・ゲンズブール』 監督：イヴァン・アタル
『フェリックスとローラ』 監督：パトリス・ルコント
1999 『ブッシュ・ド・ノエル』 監督：ダニエル・トンプソン
1996 『ラブetc.』 監督：マリオン・ヴェルヌー
『アンナ・オズ』 監督：エリック・ロシャン
1994 『他人のそら似』 監督：ミシェル・ブラン
1992 『シャルロット・ゲンズブール / 愛されすぎて』 監督：ジャック・ドワイヨン
1991 『愛を止めないで』 監督：エリック・ロシャン
1990 『太陽は夜も輝く』 監督：パオロ・タヴィアーニ、ヴィットリオ・タヴィアーニ
1988 『小さな泥棒』 監督：クロード・ミレール
『カンフー・マスター！』 監督：アニエス・ヴァルダ
1986 『シャルロット・フォー・エヴァー』 監督：セルジュ・ゲンズブール
1985 『なまいきシャルロット』 監督：クロード・ミレール
カナダ生まれ。劇場に関わりながら育ち、トロントのヨーク大学でB FA優等学位を取得。ライアン・ゴズリングと共演したニック・カサヴェテス監督作『きみに読む物語』（04）、マーク・ウォーターズ監督作『ミーン・ガールズ』（04）などで注目される。ウディ・アレン監督作『ミッドナイト・イン・パリ』（11）ではオーウェン・ウィルソン、キャシー・ベイツ、エイドリアン・ブロディ、マリオン・コティヤールらと共演し、全米映画俳優組合賞の助演女優賞にノミネートされた。テレンス・マリック監督作『トゥ・ザ・ワンダー』（12）で鮮烈な印象を残し、ハリウッドで最も期待される女優となる。リチャード・カーティス監督作『アバウト・タイム 〜 愛おしい時間について〜 』（13）は世界中で大ヒット。アカデミー賞作品賞に輝いたトム・マッカーシー監督作『スポットライト 世紀のスクープ』（15）ではチーム唯一の女性記者・サーシャを演じ、アカデミー賞の助演女優賞にノミネートされた。
[ 主な出演作品 ]
2016 『ドクター・ストレンジ』 監督：スコット・デリクソン
2015 『スポットライト 世紀のスクープ』 監督：トム・マッカーシー
『誰のせいでもない』 監督：ヴィム・ヴェンダース
『リトルプリンス 星の王子さまと私』 監督：マーク・オズボーン
2014 『誰よりも狙われた男』 監督：アントン・コービン
2013 『アバウト・タイム 〜愛おしい時間について〜』 監督：リチャード・カーティス
2012 『トゥ・ザ・ワンダー』 監督：テレンス・マリック
『パッション』 監督：ブライアン・デ・パルマ
2011 『ミッドナイト・イン・パリ』 監督：ウディ・アレン
『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』 監督：ガイ・リッチー
2010 『恋とニュースのつくり方』 監督：ロジャー・ミッシェル
2009 『シャーロック・ホームズ』 監督：ガイ・リッチー
『きみがぼくを見つけた日』 監督：ロベルト・シュベンケ
2007 『あぁ、結婚生活』 監督：アイラ・サックス
2005 『幸せのポートレート』 監督：トーマス・ベズーチャ
2004 『きみに読む物語』 監督：ニック・カサヴェテス
『ミーン・ガールズ』 監督：マーク・ウォーターズ
カナダ、ケベック州モントリオール出身。1999年、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作『渦』（01）で主役に抜擢される。反逆心のある若い女性を演じたアトム・エゴヤン監督作『アララトの聖母』（02）は世界中で数々の賞を受賞。2003年のアカデミー賞®外国語映画賞受賞作であるドゥニ・アルカン監督作『みなさん、さようなら』ではカンヌ国際映画祭で女優賞を受賞。その他の主な作品に、スティーヴン・スピルバーグ監督作『ミュンヘン』（05）、言語療法士役を演じたジュリアン・シュナーベル監督作『潜水服は蝶の夢を見る』（07）など。演劇界でも活躍しており、パリのアテネ劇場で上演されたジャック・ラサール演出のアルベール・カミュによる舞台「Requiem for a Nun」などに出演している。
[ 主な出演作品 ]
2015 『誰のせいでもない』 監督：ヴィム・ヴェンダース
2014 『昼下がりの背徳』〈未〉 監督：ドゥニ・アルカン
『ある神父の希望と絶望の七日間』〈未〉 監督：ジョン・マイケル・マクドナー
2010 『海の上のバルコニー』〈未〉 監督：ニコール・ガルシア
『Korkoro（原題）』 監督：トニー・ガトリフ
2008 『Deux jours à tuer（原題）』 監督：ジャン・ベッケル
2007 『潜水服は蝶の夢を見る』 監督：ジュリアン・シュナーベル
2006 『唇を閉ざせ』〈未〉 監督：ギョーム・カネ
2005 『ミュンヘン』 監督：スティーヴン・スピルバーグ
2003 『みなさん、さようなら』 監督：ドゥニ・アルカン監督
2002 『アララトの聖母』 監督：アトム・エゴヤン
2001 『渦』 監督：ドゥニ・ヴィルヌーヴ
