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INTRODUCTION
幼い頃から周囲になじめず、孤独を抱えて生きてきた女性グレース。かたつむりを集めて寂しさを埋める日々を送っていたが、個性豊かな人たちとの出会いと絆を通して、少しずつ生きる希望を見出していく… 時にブラックユーモアやビターな現実も織り交ぜながら、波乱万丈な人生の喜びと悲しみを優しく描いた、感動のクレイアニメーション。『メアリー&マックス』のアダム・エリオット監督が8年の製作期間をかけ、
CGやAIに頼らず手作業にこだわって、驚異の計13万5千ものカットをひとコマずつ
作り上げた15年ぶりの最新作!
CHARACTERS
グレース
内気な性格で、かたつむりだけが友だち。別々の里親に引き取られたギルバートを恋しく思っていたころ、ピンキーと出会う。
ギルバート
グレースを学校のいじめっこから守る、優しく頼もしい双子の弟。火遊びが大好きで、焦げたマッチの匂いがする。
パパ
パリで大道芸人をしていたが、事故でリタイア。睡眠時無呼吸症候群で亡くなる。
ママ
かたつむりの研究者。双子の出産中に亡くなった。
ピンキー
世界中を旅してきた、陽気なお婆さん。得意料理は大麻クッキー。
シルヴィア
殻の渦が逆巻きになっている、グレースの親友のかたつむり。
イアン&ナレル
グレースの里親。自己啓発に夢中で、夜な夜な“大人のお楽しみ”に出かける。
ルース
ギルバートの里親。怪しげな宗教団体を営む。
ケン
グレースの初恋の相手。誰にも言えない秘密がある。
CREW
監督
アダム・エリオット
メルボルンを拠点にインディペンデントで活動するオーストラリア人のアニメーター、ビジュアル・アーティスト。家族や親族を題材にした短編『アンクル』(1996)、『カズン』(1998)、『ブラザー』(1999)で国内外のアニメーション賞を数多く受賞し、ジェフリー・ラッシュがナレーションを担当した『ハーヴィー・クランペット』(2004)でアカデミー賞®短編アニメーション賞ほか32に及ぶ映画賞を受賞し、一躍世界的な注目を集める。初長編作品『メアリー&マックス』(2009)はサンダンス映画祭でプレミア上映され、アヌシー国際アニメーション映画祭ではクリスタル賞(最高賞)を受賞。劇場上映後も配信で人気を博し、現在ブロードウェイ・ミュージカルとヨーロッパで6つの舞台化が進行している。これまでのキャリアで1000以上の映画祭に招待され100以上の賞を受賞。パリ、日本、カナダ、メキシコ、スペイン、シンガポールで彼の“クレヨグラフィー(クレイアニメーションのバイオグラフィー)”の展覧会や回顧展が多数開催されている。
製作
リズ・カーニー
メルボルンを拠点に活動するオーストラリア人のプロデューサー。『These Final Hours(原題)』(2013)がメルボルン国際映画祭でプレミア上映、翌年2014年にはカンヌ国際映画祭の監督週間に選出。2017年には彫刻家のダニエル・アグダグが監督と脚本を務めた『Lost Property Office』がシドニー映画祭で最優秀短編アニメーション賞と最優秀監督賞を受賞、アカデミー賞®短編アニメーション賞のショートリストに選出された。『Blueback(原題)』(2023)や『Sweet As(原題)』など実写の長編作品のプロデュースも多数手がけている。
音楽
エレナ・カッツ=チェルニン
シドニー音楽院で学び、数年間ドイツの劇場で作曲活動を行った後、シドニーに戻りオーストラリア室内管弦楽団やオーストラリア・オペラ座などで管弦楽曲や合唱曲など様々なジャンルの作品を生み出している。2000年のシドニー・オリンピックと2003年のラグビー・ワールドカップで音楽を担当。エリオット監督の『メアリー&マックス』(2009)では彼女の楽曲「Russian Rag」が使用されている。
CAST
サラ・スヌーク
グレース・パデル
1987年生まれ、オーストラリアの俳優。2008年にオーストラリア国立演劇学院を卒業。2011年に川端康成の「眠れる美女」を原作とした『スリーピング ビューティー 禁断の悦び』に出演。2014年にイーサン・ホークと共演したSF映画『プリデスティネーション』で注目を集め、オーストラリア映画テレビ芸術アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞した。『スティーブ・ジョブス』(2015)や『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』(2018)、「ブラック・ミラー」(2015)、「メディア王 ~華麗なる一族~」(2018-)など話題作に多数出演する、オーストラリアを代表する俳優のひとりである。
ジャッキー・ウィーバー
ピンキー
1947年生まれ、オーストラリアの俳優。60年代からオーストラリアの映画、テレビ、舞台で活躍し、映画デビュー作『Stork(原題)』(1971)でオーストラリア映画協会賞主演女優賞を受賞。2010年の『アニマル・キングダム』、2012年の『世界にひとつのプレイブック』でアカデミー賞®助演女優賞にノミネートされるなど、国際的にも高い評価を獲得している。2013年にはパク・チャヌク監督の英語映画デビュー作となった『イノセント・ガーデン』でニコール・キッドマンやミア・ワシコウスカらオーストラリアの人気俳優陣と共演した。
コディ・スミット=マクフィー
ギルバート
1996年生まれ、オーストラリアの俳優。2009年にヴィゴ・モーテンセンと共演した『ザ・ロード』で第15回放送映画批評家協会賞の若手俳優賞にノミネートされた。マット・リーヴス監督作『モールス』(2010)や『猿の惑星:新世紀』(2014)、アリ・フォルマン監督作『コングレス未来学会議』(2013)、ジェーン・カンピオン監督作『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(2021)、バズ・ラーマン監督作『エルヴィス』(2022)など名匠たちの作品に多数出演。その他『X-MEN:アポカリプス』(2016)、『デッドプール2』(2018)、『X-MEN:ダーク・フェニックス』(2019)など様々なジャンルの作品に出演している。
ドミニク・ピノン
パーシー
1995年生まれ、フランスの俳優。ジャン=ジャック・ベネックス監督の『ディーバ』(1981)で長編映画デビュー。ジャン=ピエール・ジュネ監督作品の常連であり、『デリカテッセン』(1991)、『エイリアン4』(1998)、『アメリ』(2001)、『ミックマック』(2009)、『天才スピヴェット』(2013)など全作品に出演している。
エリック・バナ
ジェームズ判事
1968年生まれ、オーストラリアの俳優・コメディアン。1991年にスタンダップ・コメディアンとしてデビュー。1997年に『The Castle(原題)』で映画初出演。リドリー・スコット監督作『ブラックホーク・ダウン』(2001)、アン・リー監督作『ハルク』(2003)、ブラッド・ピットやオーランド・ブルームと共演した『トロイ』(2004)、スティーブン・スピルバーグ監督作『ミュンヘン』(2005)、ナタリー・ポートマンやスカーレット・ヨハンソンと共演した『ブーリン家の姉妹』(2008)、J・J・エイブラムス監督作『スタートレック』(2009)など話題作に多数出演。2019年には舞台芸術への貢献が認められ、オーストラリア女王誕生日勲章を授与された。
マグダ・ズバンスキー
ルース
1961年生まれ、オーストラリアの俳優・作家・活動家。『ベイブ』シリーズや『ハッピーフィート』シリーズで声優を務め、『マスク2』(2005)、『ライラの冒険 黄金の羅針盤』(2007)に出演。2015年には著書『Reckoning(原題)』が反響を呼びオーストラリアのABIAブック・オブ・ザ・イヤーを受賞。テレビやラジオ、新聞、雑誌などで結婚の平等に関する活動を幅広く行っている。2017年には舞台芸術への多大な貢献と結婚の平等を求める運動家としての功績が認められオーストラリア勲章を、2019年にはオーストラリアのコメディ界への顕著な貢献に対して贈られるフレッド・パーソンズ賞を受賞した。2019年にオーストラリア人権研究所(UNSW)の諮問委員会メンバーに就任。
トニー・アームストロング
ケン
1989年生まれ、オーストラリアの元フットボール選手・テレビ司会者。フットボール選手として活躍した後に実況中継やスポーツ番組の司会で人気を博す。多数の番組に出演するオーストラリアの国民的スターであり、コメディ番組の脚本執筆にも携わっている。
ニック・ケイヴ
ビル
1957年生まれ、オーストラリアの作家・ミュージシャン・俳優。自身がフロントマンを務めるバンド「ニック・ケイヴ&ザ・バッド・シーズ」で世界的に功績を評価されている。映画音楽では『ザ・ロード』(2010)、『ウィンド・リバー』(2018)、『ブロンド』(2022)、『Back to Black エイミーのすべて』(2024)などで作曲を担当。『ジョニー・スウェード』(1991)、『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』(2021)などに出演している。
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