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⾼校銃乱射事件で
共に息⼦を失った被害者と加害者の両親。
胸をえぐり、魂を震わせる、
その対話がもたらすスリルと衝撃

ほぼ全編、密室4⼈の会話だけで進⾏するにも関わらず、どんなスリラーにも勝る緊迫感に満ちた脚本と、俳優陣が⽣み出す臨場感によって、本作は英国アカデミー賞をはじめ各国の映画賞81部⾨でノミネート、釜⼭国際映画祭フラッシュフォワード部⾨観客賞をはじめ43映画賞を受賞。映画批評サイトRotten Tomatoesでは、批評家 95%・観客 90%を叩き出し、⼤絶賛された注⽬の衝撃作!不寛容やリアルな⼈間関係の希薄さが問題視される現代社会で、〈被害者と加害者の対話〉という極めて重くセンシティブなテーマを圧倒的な臨場感とスリルで描き切る、いま観るべき新たな傑作がついに⽇本で公開される︕

⼊念なリサーチによって編み上げられた台詞の応酬
命を奪われた側と奪った側の⼈⽣のすべてをかけた対話とは︖

1 秒先に地雷が埋められているかのようなスリルと洞察⼒にとんだ脚本を書き上げ、初監督も務めたのは、『キャビン』や TV シリーズ「ドールハウス」などに出演、俳優として活躍しているフラン・クランツ。幼い娘を持つ彼は、2018年にパークランドの⾼校で起きた銃乱射事件のニュースで泣きながらインタビューに答える⽗兄の⾔葉に激しく動揺し、学校内銃撃事件について深く掘り下げるようになる。そして、様々な報告書を読むうちに、銃撃犯の両親と犠牲者の両親との会談に関する記述に出会う。4⼈の会話だけで、それぞれの息⼦の成⻑から過ごしてきた⻘春の⽇々、家族との関係、さらには銃乱射事件の現場の状況までが、まるですぐ側で⽬撃しているかのように五感を震わせる本作の脚本。そのリアルな臨場感は緻密で⼊念なリサーチの賜物だ。

⼀触即発の台詞の応酬に命を吹き込んだのは、TVシリーズ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」のリード・バーニー、『ヘレディタリー/継承』のアン・ダウド、『ハリー・ポッター』シリーズのジェイソン・アイザックス、『グーニーズ』のマーサ・プリンプトンら演技を極めたベテラン俳優たち。⼈間の複雑さと脆さを余すところなく表現し、観る者の胸を打つ。彼らは本作によって、数々の映画賞でアンサンブル賞を獲得している。果たして、最後に 4⼈と共に流れ着く、観る者すべてが初めて体感する境地とは──