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ネタニヤフ調書 汚職と戦争

上映中
2025年11月8日

原題:The Bibi Files

2024年/イスラエル・アメリカ/英語、ヘブライ語、アラビア語/115分/カラー

©2024 BNU PRODUCTIONS LLC ALL RIGHTS RESERVED.

はじまりは小さな贈り物だった…。
極秘リークされたイスラエル首相の警察尋問映像により<恐るべき真実>が暴かれる!

いまなお終わりの見えないガザ・イスラエル紛争。この紛争のキーマンとされるのがカリスマ的なリーダーシップを持ちながらも、強硬的な政治姿勢で物議を醸すイスラエル首相ベンヤミン・ネタニヤフだ。

しかし、彼が在任中に刑事起訴された史上初のイスラエル首相であることを国外の多くの人々は知らない。彼の汚職捜査の過程で秘密裏に制作チームにリークされた未公開の警察尋問映像には、メディアや財界との贈答や利益供与の実態が記録されていた…。

アカデミー賞🄬長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した『「闇」へ』(07)や同賞ノミネートの『エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?』(06)などで知られ、米エスクァイア誌にて「現代で最も重要なドキュメンタリー作家のひとり」と称されるアレックス・ギブニーが製作総指揮を務め、ユダヤ人の父とドイツ人の母の間に生まれ、『アニタ 反逆の女神』(24)の公開も控えるアレクシス・ブルームが監督を手掛けた本作は、ネタニヤフが有罪回避のため極右勢力と結託し、長期政権の下でイスラエルを分断し民主主義を危機にさらした過程を描き出す。

警察の尋問に対して高圧的に接し、自分に対する疑惑を徹頭徹尾「嘘」だと決めつけ、時には余裕たっぷりに映画『ゴッドファーザー』の有名なセリフ「友を近くに置け、敵はもっと近くに置け」を引用する、普段のニュースでは見ることのできない人間ネタニヤフの姿を垣間見ることができる。また、彼の汚職がいかに国家の腐敗を招いていったのかを証言するのは、元イスラエル首相、イスラエルの国内諜報機関シンベトの元長官、ネタニヤフの元広報担当、著名な国内の調査報道ジャーナリストたちだ。

本国では上映禁止、親イスラエルの米国でも劇場公開されていないにも関わらず、国際的に注目を集め、昨年度のアカデミー賞ショートリストに選出されるなど大きな話題を呼んだ。

カンヌ映画祭で審査員賞ほか4冠を達成した本作は、現在賞レースを爆走中!
ヨーロッパ映画賞では最多ノミネートで5冠受賞、スペインのアカデミー賞であるゴヤ賞では最多受賞の6冠を達成。米アカデミー賞では5部門でショートリスト入りし、国際長編映画賞のほか、女性だけで構成された音響チームとして史上初めて米アカデミー賞音響賞へのノミネートを果たした。
また、本国スペインで異例の大ヒットを遂げた後、フランス、イタリアなど公開の始まった各国で立て続けに大ヒット。「『マッドマックス』越えの衝撃体験!!!」「こんな映画は観たことない」「本年度ベスト」という意見が後を絶たず、観客、批評家の双方から熱狂的な支持を集めている。
絶対に予測のつかない衝撃の展開に世界が熱狂した息を呑む傑作だ。

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STORY

人間はなぜこうも権力に弱いのか? 権力者の“力への欲望”を白日の元に曝す、いま必見のドキュメンタリー!

はじまりは小さな贈り物だった…。極秘リークされたイスラエル首相ベンヤミン・ネタニヤフとその側近たちの警察尋問映像には、ニュースの裏側にある彼らの隠された私生活が描き出されていた。その疑惑が公になったとき、ネタニヤフの権力への欲望は肥大化し、やがて恐るべき悲劇がもたらされる。

CREW&CAST

CREW
プロデューサー
アレックス・ギブニー

Esquire誌にて「現代で最も重要なドキュメンタリー作家」と称されるドキュメンタリー映画監督・プロデューサー。アカデミー賞、エミー賞、グラミー賞、ピーボディ賞、デュポン・コロンビア賞など多数受賞。2024年には、ニュース&ドキュメンタリー・エミー賞生涯功労賞を受賞している。 代表作: ・『「闇」へ 』監督(2008年、アカデミー賞 長編ドキュメンタリー賞受賞) ・『GONZO〜ならず者ジャーナリスト、ハンター・S・トンプソンのすべて〜』(2008年、サンダンス映画祭ドキュメンタリー部門グランプリ、全米脚本家組合賞ドキュメンタリー脚本賞ノミネート) ・『エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか? 』 (2006年アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞ノミネート) ・「最大の過ち: 神のみもとの沈黙」(エミー賞3部門受賞)

監督・プロデューサー
アレクシス・ブルーム

南アフリカ出身でユダヤ人の父とドイツ人の母の間に生まれ、ユダヤ教として育てられた。ナショナルジオグラフィック、BBCワールド、PBS「フロントライン」で活動後、2014年にプロデューサーとして参加した『ストーリー・オブ・ウィキリークス~正義と犯罪の狭間』でPGA賞受賞。2017年HBO『ブライト・ライツ:キャリー・フィッシャーとデビー・レイノルズ主演』を監督、エミー賞監督賞にノミネート。2019年『Divide and Conquer: The Story of Roger Ailes』を監督。10月25日には、イギリスのロックバンド「ローリング・ストーンズ」のミューズとして知られるアニタ・パレンバーグの波乱に満ちた人生を描いたドキュメンタリー『アニタ 反逆の女神』が日本でも公開される予定だ。

プロデューサー
ラヴィブ・ドルッカー

イスラエルの有力な調査報道ジャーナリスト、政治評論家。チャンネル13で夜のニュース番組と長尺調査番組「Hamakor」を担当。汚職追及の実績と表現の自由擁護で知られる。

プロデューサー
カラ・エルヴァーソン

エミー賞2度ノミネートのドキュメンタリー制作者。近年の作品にHBO『スタックス: ソウルズビル U.S.A..』(2024年)、『Agents of Chaos』(2020年、監督アレックス・ギブニー)、『USA v Chapo: The Drug War Goes on Trial』、『困った時のロジャー・ストーン』(2017年、Netflix)など。

監修編集
アンディ・グリーヴ

スペインの音響監督。主な担当作にペドロ・アルモドバル監督作の『ヒューマン・ボイス』(2020)や『パラレル・マザーズ』(2021)、『ノーウェア:漂流』(2023)など。本作でレコーディング・エンジニアのヤスミナ・プラデラス、サウンド・ミキサーのアマンダ・ビジャビエハらとともに、女性だけで構成された音響チームとして史上初めて米アカデミー賞音響賞へのノミネートを果たした。

編集
ハリル・エフラト

イスラエル系アメリカ人の編集者・監督・脚本家。

COMMENT

ガザの悲劇が終わらぬわけが生々しい解像度で示される。
知性や倫理を離れ葉巻をくゆらす為政者が自己防衛本能にすがり「分断による支配」を企むとき、
葉巻の煙は戦火に変わる。
あまりに陳腐な欲望とそれが招いた惨状との不均衡に覚えた怒りは、
遠い世界の話でないと気づいた刹那、恐怖に変わる。

五百旗頭幸男(ドキュメンタリー監督)

イスラエル国家の運命が、ネタニヤフ一家の生き残りと同一視されてしまった。権力の暴走に戦慄した。

佐藤優 (作家・元外務省主任分析官)

ガザのジェノサイドの背景には、陰謀論ではない非情な事実が隠されていた。
6万7000人以上の無辜の人間がそのために殺されてきた。
ノーベル賞に映画部門があれば、確実に受賞だろう。
ネタニヤフのこれからの運命に注目していきたい。
歴史の法廷が待っている。

有田芳生 (衆議院議員)

身内に便宜を図る見返りに影響力の大きなネットメディアを支配下に置く。尋問で都合が悪い事実関係を問われると「記憶にない」「忘れた」を連発。自分はウソを並べながら、批判的な既存メディアを「ウソつきの左翼」と罵倒。いろんな面で、日米で起きている事態と相似形。

山崎雅弘 (戦史・紛争史研究家)

ネタニヤフ首相の汚職事件の取り調べ映像からガザ虐殺の真の目的に迫る、恐るべき映画!

町山智浩 (映画評論家)

最近観たなかで最も衝撃で憤怒もののドキュメンタリー。
観ればガザで起こっていることの「なぜ?」がほぼ理解出来る。息を吐くように嘘をつき、保身のために極右と組むトップ…世界を覆う既視感に戦慄する。観てほしい!

中村千晶 (映画ライター)

TRAILER

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