インフィニティ・プール
- 発売中
- 2024年10月4日DVD&Blu-ray
- 2024年4月5日公開
原題:Infinity Pool
2023年/カナダ・クロアチア・ハンガリー合作/英語/118分/R18+
©2022 Infinity (FFP) Movie Canada Inc., Infinity Squared KFT, Cetiri Film d.o.o. All Rights Reserved.
取り返しのつかない転落と倒錯――。
唯一無二のクローネンバーグワールドへようこそ!
デヴィッド・クローネンバーグを父に持ち、自身も『アンチヴァイラル』『ポゼッサー』など独特の世界観に溢れた秀作を送り出し、カルト的な人気を誇る鬼才ブランドン・クローネンバーグ監督の長編第3作にして、最大の話題作がついに日本上陸!
裕福な若い夫婦が訪れた美しいリゾート地“リ・トルカ島”。その国では、観光客はどんな犯罪を起こしても大金を払えば自分のクローンを作ることができ、そのクローンを身代わりとして死刑に処すことで罪を免れることができるという身の毛もよだつ残酷なルールが存在していた……。『パラサイト 半地下の家族』の配給会社NEONが製作を手掛けた本作は、クールなルックスで大人気のスカルスガルド兄弟の長男アレクサンダー・スカルスガルド(『ターザン:REBORN』「ビッグ・リトル・ライズ」)とタイ・ウェスト監督作『Pearlパール』で大ブレイクを果たしたミア・ゴスが初共演し、全米スマッシュヒットを記録。
本国ではスランプに陥り徐々に堕落していく作家ジェームズを演じたスカルスガルドの体当たりの熱演と、そんな彼を奇妙で恐ろしい世界に誘う女、ガビ役のミア・ゴスによる怪演が大いに話題になった。また、『タクシー運転手 ~約束は海を越えて~』のトーマス・クレッチマン、『月影の下で』のクレオパトラ・コールマン、『イヴ・サンローラン』のジャリル・レスペールなど、著名な俳優たちが脇を固めている。




















COMMENT
自分のクローンが処刑されるのを見せられるなんて。
ああ、恐ろしい!しかし待てよ?・・処刑されたのは本当にクローンの方だったのか?・・どちらにせよ恐ろしい。
伊藤潤二 (漫画家)
禁忌は厄介なことにすべて魅惑的なのだ。
しかし禁忌はやはり踏み込んではならぬ。
この映画でそれを知り、魅惑に浸るだけにしてほしい。
岩井志麻子(作家)
危ない目に遭いまくったり、自らその危険に身を投じたりする際に”命がいくつあっても足りない”と言いますが、足りないならば足せばいいという発想の転換。
ただし足せば足すほど個々の命は軽くなる。
そのあたりは監督のお父様が撮られた『クラッシュ』のアンサーだったりするのかな。
大島依提亜(デザイナー)
人体への愛憎と疑義は父親譲り。人類史トップレベルの変な親子!
あんなモノやこんなモノをドアップで見せるな!父ちゃんにチクるぞ!
父ちゃんは「いいぞもっとやれ!」って言うかな。
大島育宙(芸人/映画・ドラマ評論)
オーマイガー!
休暇中の旅行者を地元民が襲う〝辺境の地ホラー〟と思いきや…そうきたか!
中盤で現れるまさかのSF要素とミア・ゴスのミア・ゴスっぷりを極めた演技に、もうワクワクが止まらない!
人間の醜さと狂気を炙り出し、自他の境界線を溶かす〝インフィニティプール〟は、血で真っ赤に染まっている!
こがけん(芸人)
ブランドンは、ジャンル映画の”淵“を破壊し、映画の“インフィニティ・プール”を現出させた。
冒頭からラストまで、全く予想がつかない。
コークスクリュー・コースターで、嘔吐と依存を繰り返しているようだ。
リアルと夢の狭間を往復する酩酊感。
何処までも生臭いアナログ感。
喪失後に繰り返される、産まれ堕ちる恍惚感。
犯罪を犯し、良心を侵し、リプレイする罪悪感。
まさに底なし沼から抜け出せないビデオゲームの危うさにも似ている。
これは、体と脳の“淵”を取り払った“インフィニティ・ホラー”だ。
ブランドンの才能は、“インフィニティ(無限)”だった。
小島秀夫(ゲームクリエイター)
たまらない映画を観てしまった…。
ミア・ゴス!また新たな挑戦をしやがったなっ!!
ほとばしるミア・ゴスの邪悪ないざない!
堕ちろ!堕ちろ!堕ちろ!潰せ!潰せ!叩き潰せ!
恐るべきブランドン・クローネンバーグ!
すげ〜映画を観てしまった!!最高だぜっ!!!
竹中直人(俳優・映画監督)
何がまともか。人間としての形を何が証明するのか。
自分が目の前にいたら、私は何と声をかけるだろう。
玉城ティナ(俳優)
絶対に先が読めない展開!全てが想像の斜め上をいく!
これぞクローネンバーグの血脈!!
永江二朗(映画監督『リゾートバイト』)
美しいリゾート地を陰惨な暴力が覆い尽くす。
R18も納得しかない悪意の極致。
父親のクローンではない、ブランドン監督自身の作風を確立している。
人間食べ食べカエル(人喰いツイッタラー)
インフィニティ・プールがそうであるように、自己とクローンも境目を失くし融和する。
そうしたアイデンティティの危機がなぜか心地よく、定期的に自分を手放したくなる私にはあのラストシーンがとても羨ましく見えてしまった。
野水伊織(映画感想屋声優)
万人にはお勧めしませんが万人には勧められない作品のほうがお好きなひとにはぜひ観てほしい。
ヒグチユウコ(画家)
クローネンバーグの倅が放った新世紀の阿呆宮!
まるでセルロイドの味噌汁を吞まされたような目眩がするぜ!
平山夢明(作家)
白昼夢の幻想か、二日酔いか。
これぞ最低最高な地球の歩き方である!
皆口大地(「ゾゾゾ」「フェイクドキュメンタリーQ)