グリーン・ナイト
- 発売中
- 2023年7月5日Blu-ray&DVD
- 2022年11月25日公開
原題:The Green Knight
2021年/アメリカ・カナダ・アイルランド/英語/130分/カラー/アメリカンビスタ/5.1ch
©2021 Green Knight Productions LLC. All Rights Reserved
誰も見たことのない、極限の映像美
デヴィッド・ロウリー監督 × A24 × J・R・R・トールキン(「指輪物語」)
アーサー王の甥として、怠惰な日々をおくるサー・ガウェイン。彼はまだ正式な騎士ではなく人々に語られる英雄譚もない。クリスマスの日。異様な風貌の緑の騎士から“遊び事”と称した、恐ろしい首切りゲームを提案される。その日から呪いと試練の日々が始まった・・・。
中世文学の最高傑作との呼び声も高い14世紀の作者不明の叙事詩「サー・ガウェインと緑の騎士」は、「指輪物語」の作家J・R・R・トールキンが現代英語に翻訳し、広く読まれてきた。
この魅惑的な原典を、自分の内面と向き合って成長してゆく若者の幻想的で奇妙な冒険物語へと大胆に脚色したのは、『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』で知られるデヴィッド・ロウリー監督。示唆に富んだ斬新な映像と、ファンタジーを舞台装置としてロウリー監督が紡ぐ、野望と挫折、愛と欲望の物語は「魔法にかけられたように美しい」と世界中の評論家や観客から絶賛を浴びた。未熟でどこか頼りないガヴェインを魅力的に演じるのは『スラムドッグ$ミリオネア』や『LION/ライオン〜25年目のただいま〜』のデヴ・パテル。第88回アカデミー賞®にて『リリーのすべて』で助演女優賞を受賞したアリシア・ヴィキャンデルが、一人二役の難役を演じている。他にジョエル・エドガートン、ショーン・ハリス、バリー・コーガンなど個性派俳優たちが脇を固める。『ミッドサマー』や『ライトハウス』などジャンル映画をアートの域まで高めてきたA24が贈る初の本格ファンタジーがついに日本公開。



























COMMENT
ごくさりげなく見えながら実は凝りに凝ったファーストショットから、
傑作の予感がフィルムの全域に漂う。
実際、新鋭デヴィッド・ロウリーのこの新作は、
21世紀のハリウッドが実現した最初の、
ことによったら最後になるかもしれない傑作というほかない。
蓮實重彦(映画評論家)
これは胸躍る冒険ではなく、胸を裂く巡礼の旅。
あまりにも難解な、しかし美しい幻想絵画。
怠惰なる若者よ、緑の騎士の問いに答えよ。
奈須きのこ(シナリオライター/小説家)
オーマイガー…なんて面白いんだ!
長い間決断を放棄してきた男の、真の覚悟が試される冒険譚。
魔法や呪いが機能する、ファンタジー好きにはたまらない壮大な世界観のなかで、
まったく先の読めない旅が繰り広げられる。
もしやこれは悩める男の夢うつつな妄想ロードムービーなのか…!?
この上なく切れ味鮮やかなラストを、
あなたは絶対に見逃してはいけない。
こがけん(芸人)
高純度な世界観、絵画的なルック、荘厳な音楽!
右脳で体感する映像美学による幻想冒険譚!
観賞後には、消化出来ない“緑”が胎内に残り続けるに違いない。
それぞれが抱える“試練”と共に、長く寄り添うことになる。
“ア・ネバーエンディング・ゴースト・ストーリー”。
これはゴール無き放浪映画だ。
小島秀夫(ゲームクリエイター)
トールキン好きは必ず観てほしい。
アリシア・ヴィキャンデル、バリー・コーガンも好きな私には更に最高でした。
夢の中の2時間、ぜひ映画館にGOです!
ヒグチユウコ(画家/絵本作家)
ねじれて見えても案外、紐解けば真っ直ぐだったりする。
見事な映像美と刺激的なストーリーテリング、
骨の太い成長譚。面白かった!
深緑野分(作家)
”弱さ”も含む人間味溢れる主人公による叙事詩。
子ども向けではないファンタジー。
喩えるならバターではなくハーブ…
そんなところがA24らしい良い映画です。
上田文人(ゲームデザイナー)
言葉にできない教訓が幾つも刻まれたような感覚。
これぞ千年を超えた昔話の貫禄。
上田航平(ゾフィー)
A24×歴史ファンタジーなんて、
考えただけで興奮しすぎて脳汁が溢れ出る!
時代も場所をも超えて愛され続けた『アーサー王物語』を
重厚な映像美とダークな音楽、そして壮大な自然の中で描かれる。
中世絵画の世界に飛び込んだような世界は息を呑むほど美しければ、
突然身体が凍りつくほど恐ろしい。
観た人の数だけそれぞれの解釈が溢れるような、
不可解で底知れぬファンタジーを私は心の底から愛している。
そう改めて思える作品だった。
中田クルミ(俳優)
我々が初めて目にする南アジア系のガウェイン!
終盤の展開に原典愛好家としてはドキドキするが……
ああ、そういうオチか。素敵!
丸屋九兵衛(万物評論家/ファンタジー愛読者)
突きつけられたものに説明などいらない
ただの脳の神秘な幻想だった。
OSRIN(映像作家/アートディレクター)